にんにくの効能

ご存知でしたか? 刺激は強いにんにくには、野菜の中で一番の効能あります。

1.「にんにく」の際立った2つの効能

アリシンが大切

 「にんにく」の効能は、広範囲にわたって沢山ありますが、その中で、際立っている効能は、「がん予防」と「活力増強」の2つです。
 「にんにく」の皮をむいたり、「にんにく」を切ったりしると「にんにく」に含まれる「アリイン」という細胞を傷付けます。そうすると、酵素の働きで「アリイン」が「アリシン」という成分に変化します。
 その時に、強烈な匂いが出てきます。その時の匂いの成分が「アリシン」です。その「アリシン」が、「がん予防」と「活力増強」をもたらしてくれるのです。しいては長寿を実現します。

2.アメリカ国立がん研究センターによると

にんにくが野菜の王様

 世界保健機関(WHO)が発表した日本人の平均寿命は、女性が87歳で世界第2位、男性が81歳で世界第4位です。
 日本人の死因のトップは「がん」です。亡くなられる方の約3割が「がん」によるものなのです。
 「にんにく」をたくさん食べている人たちの方が、食べていない人たちに比べて「がん」が少ないのです。
 実際に、韓国や中国東北部など、「にんにく」をよく食べている地域では「がん患者」が少ないのです。
 アメリカ国立がん研究センターでは、127種類の野菜のうち、「にんにく」が「ガンになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物」であると証明しました。
 アメリカ国立がん研究センターとは、アメリカ政府が進めている、「がん予防」に効果のある食品を探し、さらに有効な食品を作り出そうという国家プロジェクトです。

3.アリシンによる「がん予防」のメカニズム

癌細胞を破壊するアリシン

 「生にんにく」をかじると、痛みにも似た強い刺激臭を感じます。この刺激はアリシンによるものです。「にんにく」は、これらアリシンにより外敵の攻撃から身を守っています。
 アリシンは、常に細胞の中に存在していて、強い「抗菌作用」や活性酸素を除去する「抗酸化力」を持っています。
 外敵から傷つけられたとき、すぐさま必要に応じてアリシンが作り出され、「にんにく」自身を守る働きをします。
 「にんにく」が「がん予防」に良いと言われている理由の二つ目が、アリシンが分解されて発生する「二硫化アリル」です。「二硫化アリル」という成分が、「がん細胞」を破壊する働きがあると言われております。

4.アリシンによる「活力増強」のメカニズム

 ビタミンB1はスタミナ増強、疲労回復、記憶力向上、イライラの防止など、日常生活を元気に送るためには欠かせない栄養素です。「にんにく」と合わせて食べることで吸収されやすくなります。
 「アリシン」は「ビタミンB1」と結合すると「アリチアミン」という物質に変化し、体内で「ビタミンB1」と同じようなはたらきをします。「ビタミンB1」は体内に吸収される割合が非常に低いが、「アリチアミン」は体内への吸収率がよく、また血液中に長く残っていられる性質があるため、「にんにく」によるビタミンB1の補給はとても有効で、疲れにくい体をつくってくれます。
 「アリチアミン」に含まれる「アリシン」がにんにく独特の匂いの元なので、この匂いが無い形のものを求められました。そこで、「アリチアミン」と非常に類似した、「アリナミン」がつくられたのです。
 「アリチアミン」は、肉体疲労時の栄養補給・滋養強壮の錠剤やドリンク剤で有名な武田薬品の「アリナミン」の名前の由来なのです。