にんにく栽培にあたって
2021.09.11
栽培する土地の気候と、栽培するにんにくの種類を、調べておくことが必要です。
栽培地区と気候について
栽培するにんにくの種類
寒地系にんにく
青森県で栽培されている福地ホワイトが代表的なものです。福地ホワイトの種は、通販やJAから調達できます。適地・不適地ががあっても、全国的に栽培されています。
暖地系にんにく
ホームセンターで販売されているにんにくの種は、ほとんどが輸入された中国ホワイト(嘉定「かてい」種)です。
国産の暖地系の品種はたくさんあり、生産地の名称が使われていまする。国産の暖地系の種は、自ら栽培して収穫したものを種にしています。
亜熱帯系にんにく
「島にんにく」という愛称の沖縄早生種があります。球全体が小さいにも関わらず、島ニンニクはさらに鱗片が20個前後にもなるため、鱗片1個の大きさがとても小さいです。
「島にんにく」を、日本本土で栽培することは、ほとんどありません。
栽培地区とニンニクの種類
適地栽培
上の表での、二重丸◎が付いているものが適地栽培です。栽培に適さない場合でも、工夫して栽培されている方もいます。寒地で寒地系の種類のにんにくを栽培する。
暖地で暖地系にんにくを栽培する。
中間地で、寒地系のにんにくと、暖地系のにんにくを栽培する。
不適地栽培
寒地系の福地ホワイトは、大変魅力があり人気もあります。たとえ、暖地であっても、何とかして、寒地系の福地ホワイトを栽培したくなるものです。
自家製の種での栽培は難しいので、種は購入します。