葉にんにくの栽培

余った小さめの種で葉にんにくを密植栽培。シャッキリ食感でにんにく味の「葉にんにく」。

葉にんにくの特徴

葉にんにくの茎葉部分をカットしたもの
葉にんにくを利用した料理は色々あります
概要

 葉にんにくは、中国では四川料理に欠かせない食材とされています。通常のにんにくと比べて臭いが控えめで、食べやすいうえに栄養も豊富のため人気が高い野菜です。
 葉にんにくは、簡単にいえば成長途中のにんにくの葉のことです。若いうちに収穫するため、葉も茎も柔らかい食感を楽しめます。
 葉にんにくがあまり流通していない理由は、収穫時期が限られていることと、日もちが悪くて管理が厳しいことが原因とされていますよ。

にんにくのクズ球の鱗片を利用

 にんにく栽培農家では、出荷規格から外れたクズ球を、にんにく加工品の原料とします。また、クズ球の鱗片を「葉にんにく」の種として有効に活用する農家もあります。
 家庭菜園では、葉にんにく用の種をわざわざ購入してまでして栽培しません。
 栽培した、暖地系の品種のにんにくで、小さくて種に適さないものを使います。

特徴

①臭いが少なくて食べやすい
②甘味が強い
③栄養価が高い
④日もちしない

畝づくりから播種まで

人にあげることのできないクズにんにく
葉にんにく
畝づくり

 葉にんにくは、生育期間が3~4カ月と短いので、空いている畑があれば家庭菜園でも十分可能です。にんにく畑の片隅でも、プランタンでも構いません。
 十分に土を湿らせておくと、発芽が早く揃います。

播種

 播種の時期は、通常のにんにくの播種が終わって、余った種を利用しますので、11月頃になります。

施肥

 通常のにんにく栽培が主なので、葉にんにくに手を取られないよう元肥のみで構いません。

株間とマルチ

 株間は4~6cmで密植にします。1列でも構いません。深さは、3~5cmとします。
 マルチは不要ですが、するときには、玉ねぎと同じく条間も株間も15cmのものを使用します。

葉にんにくの育て方

草抜きと水やり

 草抜きは、通常のにんにくと同様にこまめにします。
 特に、水分不足にならないに、通常のにんにく以上に散水を心がけます。

追肥

 追肥は省略しても構いません。

葉にんにくの収穫

収穫時期

 3月上旬から中旬で、葉の数が3~5枚で、草丈が30cmを超えたら収穫します。

収穫部分

 若い葉と葉鞘を収穫します。収穫時期は2月~3月です。

食べる部分

 根以外すべて食べることができます。